多肉植物いやされ生活

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紅葉が美しい多肉植物『紅葉祭り(もみじまつり)』の基本情報や育て方

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クラッスラ属「紅葉祭り(もみじまつり)」は、紅葉すると深い赤色に染まります。

 

似た種類に、同じクラッスラ属の「火祭り(ひまつり)」があります。

違いは、「紅葉祭り」の葉っぱは細長でやや薄め、葉っぱは規則的な並びをしています。

「火祭り」の葉っぱは幅広でやや肉厚、葉っぱは不揃いに並び、紅葉すると鮮やかな真っ赤に染まります。

そして、「火祭り」は「紅葉祭り」の片親です。

「紅葉祭り」は、クラッスラ属「火祭り」とクラッスラ属「赤鬼城(あかおにじょう)」との交配種。

 

私の「紅葉祭り」は・・

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この画像は、今年の4月初めころに撮ったものです。

 

現在は、花が咲いていますので、育て方とあわせて紹介します。

 

[↻ 2023.08.04 記事更新]

 

クラッスラ属「紅葉祭り」の基本情報 ~変化も楽しめ、丈夫で初心者向き~

ベンケイソウ科クラッスラ属 紅葉祭り(Crassula capitella ‘Trefu’)

自生地:南アフリカ

タイプ:春秋型

 

生育期は、春と秋。

夏は半休眠期で、冬が休眠期となります。

 

1年通して外管理で構いませんが、真夏と冬の管理には気をつけます。

 

暑さには強いですが、真夏の強烈な直射日光が長時間当たり続けるところは避け、高温多湿な梅雨時期は、風通しのいいところに置くといいでしょう。

 

寒さにも強いですが、霜や雪がかかったままになると弱ってしまうことがあります。

寒冷地では特に寒さ対策が必要で、冬の間は屋内に入れるか、ダンボールなどで囲いを作ってあげるといいでしょう。

 

多肉植物の置き場所について詳しくはこちらも参考にしてみてください ↓

多肉植物の置き場所~ポイントは日当たり・風通し・温度~ - 多肉植物いやされ生活

 

 

紅葉祭りの育て方~植え替え・用土・水やり肥料・増やし方・病害虫~

紅葉祭りの植え替え時期と方法は?

植え替えは2~3年に1回。

適期は生育期の春と秋。

 

植え替えする数日前から水やりはストップして、土が乾燥した状態にしておきます。

同じ鉢もしくはひと回り大きい鉢に植え替えます。

 

まわりの古い土をおとし、軽くほぐします。

古い根っこは取り除き、伸びすぎている根っこは清潔なハサミでカットします。

カットした場合は、切り口が乾くまで乾燥させましょう。

 

(1)鉢底石を入れる(鉢底穴が大きい鉢のときは鉢底ネットを置いてから)

(2)用土を鉢の3分の1くらいまで入れる

(3)株が鉢の真ん中にくるように、根っこが広がるように、植えつけていく

(4)根っこの間にしっかり土が入るように入れていく

   ※ピンセットや割り箸などで土をやさしく突きながらすると上手くいきます

(5)鉢を地面にトントン当てて土をなじませる

 

植え替え後は明るい日陰に置き、2~3日くらい経ってから、茶色い水が鉢底から流れ出なくなるくらいまで水やりします。

その後、今までの置き場所に戻し、今までの管理方法を続けましょう。

 

多肉植物の植え替えについて詳しくはこちらも参考にしてみてください ↓

多肉植物の植え替え ~適した時期と方法~ - 多肉植物いやされ生活

 

 

紅葉祭りに合うのはどんな用土?

乾燥好きなので、水通り・水はけのいい土を使います。

市販の『サボテン・多肉植物の土』をメインに、赤玉土(小粒)や鹿沼土(微粒~小粒)を配合したものや、砂や軽石を混ぜてもいいでしょう。

多肉植物専用用土だけでもかまいません。

 

多肉植物の土について詳しくはこちらも参考にしてみてください ↓

多肉植物の基本的な育て方~合う土、合う鉢、便利用具~ - 多肉植物いやされ生活

 

 

紅葉祭りの水やりと肥料はどうすればいいの?

生育期の春と秋は、土の表面が乾いて2~3日経ってから鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりあげます。

肥料は、お持ちの液体肥料のパッケージに記載されている希釈率よりも薄めたものを、2週間に1回程度与えます。

 

梅雨時期と夏の水やりは控えめに、鉢の中の土が完全に乾いてからあげましょう。

乾かないうちにあげてしまうと多湿の原因になります。

水をあげるときは、鉢底から流れ出るくらいたっぷりすることで、土の中にたまった老廃物や雑菌を洗い流し、土の中の風通しがよくなります。

夏の水やりは、気温が落ち着いてくる夕方以降にあげます。

肥料は与えなくてもかまいません。

 

冬は休眠期になるので、水やりは控えめに月1~2回程度、水の量も控えめにあげます。

冬の水やりは、晴れた日の午前中から日中の暖かいときにかけてあげましょう。

肥料は一切与えなくてかまいません。

 

多肉植物の水やりと肥料について詳しくはこちらも参考にしてみてください ↓

多肉植物の水やりと肥料の与え方 - 多肉植物いやされ生活

 

 

紅葉祭りを増やすにはどうすればいい?

「挿し木・挿し芽」「葉挿し」で増やすことができます。

適期は春と、夏の終わりから秋にかけて。

 

「紅葉祭り」はわりと伸びやすいので、「挿し木・挿し芽」をする場合は、伸びている茎や脇芽を切り取り、風通しのよい明るい日陰で切り口を乾燥させてから新しい土に植えつけます。

このとき、土に挿すところに葉っぱがついているようなら、丁寧にもぎ取って葉挿しにしましょう。

1週間くらい経ってから水やりをし、日当たりと風通しのよい場所に置いてあげましょう。

 

「葉挿し」の場合は、新しい土の上に葉っぱを置いておくだけです。

ただし、葉っぱの付け根部分がないと根っこや新芽は出てきません。

根っこがでてきたら、霧吹きや水差しで少しだけ水やりをします。

 

多肉植物の増やし方について詳しくはこちらも参考にしてみてください ↓

多肉植物の増やし方~株分け・挿し木芽・葉挿し・胴切り~ - 多肉植物いやされ生活

 

 

紅葉祭りがかかりやすい病気や害虫は?

水のあげすぎなどで起こる根腐れに気をつけます。

うどんこ病にかかることもあるみたいです。

害虫はつきにくいですが、コナカイガラムシやアブラムシがつくこともあるようです。

 

多肉植物の病害虫について詳しくはこちらも参考にしてみてください ↓

多肉植物にやってくる害虫と、かかりやすい病気!駆除と対処の方法 - 多肉植物いやされ生活

 

 

クラッスラ属「紅葉祭り」の花は白くて小さくてかわいい

クラッスラ属「紅葉祭り」の葉っぱの色が全体的に緑色になった8月には、小さな蕾がはじめてつきました。

 

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10月にはいると、ついに花が咲きました。

 

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白くて小さくて星型のかわいい花です。

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さいごに

クラッスラ属「紅葉祭り」は、キレイに紅葉してくれるので、変化を楽しみたい人にはおすすめの多肉植物です。

 

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これは6月に撮ったもので、グラデーションがキレイです。

 

丈夫なので、初心者でも育てやすく、小さな花もかわいい。

 

 

「紅葉祭り」の片親である「火祭り」↓↓↓

 

 

★おまけ(クーペリーの花)

クラッスラ属「クーペリー」の花が、また咲きました。

 

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7・8月に一回咲いていて、花が終わっていたのですが、10月に入ってまた咲いています。

何度も楽しめてうれしいです。

 

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