-広告が含まれています-
以前、『クラッスラ属「ロゲルシー」の葉挿しでも不思議現象が起きた』と書きました。
shokubutu-taniku.hatenablog.com
このさいごに、
『ほかのクラッスラ属でも試してみようかなぁ・・』
と実験欲を出していました。
そのことを書いてしばらくしてから、
『そういえば・・少し前に「姫花月(金のなる木)」にぶつかったときに折れてしまった葉っぱがあったなぁ・・』と思い出しました。
「姫花月」に限らず、折れてしまった葉っぱは処分しないで、とりあえず置いています。
鉢のなかに転がしておいたり、庭の隅っこに転がしておいたり・・
転がしたと思うあたりから、「姫花月」の葉っぱを探し出しました。
「姫花月」も、葉っぱの付け根が残っていなくても、発根・発芽していました!
クラッスラ属「姫花月(ひめかげつ)」や「花月(かげつ)」と呼ばれる種類は、「金のなる木」という呼び名でも知られています。
クラッスラ属「姫花月(金のなる木)」の折れた葉っぱのその後
まずは、5月の頭に探し出したクラッスラ属「姫花月」の葉っぱの様子がこちらです。
・・!!なんと!?根っこがぁ!!
葉っぱの付け根は折れてしまってありません。
折れた部分は薄汚れていますが、出てきている根っこはキレイです。
新芽はちょっぴり出てきています。
折れた部分はギザギザで汚い・・
こっちは、根っこはちょびっとですが、新芽がむくむく出てきています。
そして、5月末日の様子。
新芽がむくむく育っています!
クラッスラ属「姫花月(金のなる木)」の親株
大きく育った、クラッスラ属「姫花月(金のなる木)」の親株たちです。
50~60センチくらいの背丈のものが3鉢あります。
さいごに
クラッスラ属の葉挿しは、葉っぱの付け根がなくても成功しそうです。
全部が全部そうとは言い切れませんけれど・・(^v^;)
今のところ、「姫花月(金のなる木)」と「ロゲルシー」は確認済みです☆
このふたつと、カランコエ属の「月兎耳(つきとじ)」系は、葉っぱの付け根が残っていなくても、葉挿しが成功する可能性が高いといえます。
そして、ほかにも成功しそうな種類がありますので、近いうちに書いてみようと思っています。
でも・・今まで・・
多肉植物の葉挿しは、一部の属種(ガステリアやサボテンなど)以外は、葉っぱの付け根が残っていないと成功しないと思っていました。
なので、カランコエ属「月兎耳」の葉挿しが、付け根のない葉っぱでも成功したときは、【不思議現象】だと思って書きました。
shokubutu-taniku.hatenablog.com
ですが、「ロゲルシー」や「姫花月(金のなる木)」、はたまたほかの多肉植物でも成功すると・・もはや【不思議現象】ではないのかもしれません(^^;)
私がそう思っていただけなのかもしれませんね・・
今のところ試したなかでは、エケベリア属は葉っぱの付け根が残っていないと、葉挿しは成功していません。
ハオルチア属は、ちぎれた葉っぱを置いていたところ、小さい芽がちぎれた部分から出てきていましたが、根っこが出てこなかったため、そのまま乾燥して枯れてしまいました・・
ですが、ハオルチア属も、葉っぱの付け根がなくても成功しそうな気がします。
多肉植物の葉挿しについては、手軽にできる反面、結構奥が深いですね・・(^v^;)
もっともっと、突き詰めていきたいです!