クラッスラ属「ルドリップ」は茎も葉っぱもしっかりタイプの多肉植物!
クラッスラ属「ルドリップ(Crassula nudicaulis var. herrei)」は、茎は木のようにしっかりしていて、葉っぱもしっかりしています。
『しっかりって?』と、自分で書いていても、一瞬突っ込みたくなりましたが、“しっかり”という言葉がピッタリだと思います。
初心者にもピッタリの、しっかり多肉の「ルドリップ」を紹介します。
クラッスラ属「ルドリップ」は、茎も葉っぱもしっかりしているって?
まず、茎は木のようにしっかり・・というのは、表現的にはなんとなく分かっていただけるかと思います。
生長の過程で、茎が木化していきます。
木のように硬くなっているため、ちょっとやそっとでは折れません。
つぎに、葉っぱもしっかり・・ですが、衝撃が与えられても(例えば落としてしまった!とか)、何事もないかのように無傷。
葉っぱは、ちょっとやそっとの衝撃ではビクともしません。
ほんと、しっかりくっついています。
そう、“しっかり”というのは、“しっかりくっついている”ということです。
クラッスラ属では多いですよね。
「ルドリップ」は、葉っぱがわりと硬いので、“しっかり感”がより強く感じます。
では何故、“しっかりくっついている”のか?
こちらを見ていただけると分かるかと思います。
赤丸のところ。
葉っぱが、左右で1対です。
ですが、完全にくっついているわけではありません。
枯れるときは、葉っぱの片方だけが枯れたりします。
片方が枯れてしまうと、対になっているもう片方の葉っぱは取れやすいです。
そのくらい、左右の葉っぱは仲良し。
そんな、しっかり多肉の「ルドリップ」は、増やし方も簡単です。
クラッスラ属「ルドリップ」の増やし方
クラッスラ属「ルドリップ」は夏型に近い春秋型なので、植え替えや増やす適期は春と秋です。
増やし方は、「挿し木・挿し芽」が一般的。
伸びて木化している茎を、適当な長さで切り取ります。
切り取った茎の、土に挿すところに葉っぱがついているようなら、取り除きます。
切り口を乾燥させてから、新しい土に挿します。
また、葉っぱの節ごとに茎を切った小さい挿し穂でも根っこや新芽が出てきます。
この場合の上手く根付かせるコツは、ひとつひとつの挿し穂を、土に挿しておくことです。
コツと言えるかどうか・・ってかんじですね・・
でも大切なポイントです。
クラッスラ属「ルドリップ」の水やり
しっかり多肉のクラッスラ属「ルドリップ」は、ここでもしっかりさを発揮してくれます。
というのも、水が欲しくなると、葉っぱがシワシワしてきます。
水をあげ、しばらくすると、コロコロプクプクに戻っています。
ほんと、しっかりしています。
しかし、じゃあシワシワしてきたら水やりしたらいいかというと、そういうわけでもありません。
梅雨時期や夏、冬の水やりは控えめにします。
鉢の中の土が完全に乾いていることを確認してからあげましょう。
この時期は、肥料は一切与えなくてかまいません。
シワシワの原因は、蒸れなどによる根腐れによって起こっている可能性もあります。
株と土の状態をよく観察してから判断しましょう。
さいごに
クラッスラ属「ルドリップ」は、丈夫なので初心者にもおすすめの多肉植物です。
株が大きく生長してくればくるほど、しっかりずっしり感を楽しむことができます。
◆クラッスラ属の育て方についてはこちらも参考にしてみてください ↓
shokubutu-taniku.hatenablog.com
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