パキフィツム属『コンパクツム』の植え替え◆多肉盆栽◆
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彫刻で削ったような多角面の葉面をした多肉植物、パキフィツム属の「コンパクツム」。
人工的・・機械的な魅力をもち、かっこいいような、かわいいようなコンパクツム。
ギュッと固まって群生しつつ大きくなっていくのが本来の姿です。
私のコンパクツムはというと・・
伸びています。
ぐんぐん上に伸びています。
伸び始めたころは、『よし、剪定だ。』と思っていました。
結構前です。
それから月日が流れ、『なんか、いいかんじに伸びてきたなぁ。』と思いはじめ・・
さらに放置。
そしてこんなかんじ。
『いいかんじだけど、さすがに剪定しようかなぁ・・』と思い・・
『どこで切ってやろうか』と、剪定バサミを当てながら長さを見ます。
見ているうちに・・
『やっぱり・・バランスいいなぁ・・』と、切るのが惜しくなりました。
なので、剪定はしないで植え替えすることに。
パキフィツム属「コンパクツム」の植え替え
パキフィツム属「コンパクツム」の植え替えをしました。
まずは、取れた葉っぱを鉢の土の上に置いていたので避難させます。
根っこと新芽が出てきているので、優しく丁寧に取り除きました。
土は固くなってしまっていて根っこも張りめぐらされていました。
丁寧に古い土を落としていきます。
枯れている根っこも取り除きます。
今回植え替える鉢は、重みのある鉢。
ぐんぐん伸びているコンパクツムがバランスを崩さないためと、“この”コンパクツムに合う鉢にしたかったから、です。
鉢底穴が大きいため、鉢底ネットを置き、鉢底石を入れます。
バランスを見ながら新しい土を少しずつ入れていきます。
最後に、化粧石多めの土でカバーして完成です。
◆多肉植物の植え替えについて詳しくはこちらも参考にしてみてください ↓
多肉植物の植え替え ~適した時期と方法~ - 多肉植物いやされ生活
多肉盆栽 ~コンパクツム~
多肉植物はとても人気があります。
盆栽もとても人気があります。
私は、多肉植物が一番好きですが、盆栽も大好き。
盆栽もいくつか育てており、松やら梅やら桜やら実ものやら・・
盆栽の魅力は、何といっても唯一無二の独特な樹形。
そして、根張り、株元から伸びる幹の肌質、枝ぶり、葉姿・・
鉢も含め、鉢の中に見え隠れする世界観・・まさに芸術。
自然と人工との融合。
枝ぶりの左右非対称バランス、そして表と裏の顔。
植物の成長に沿って、時間をかけながらの仕立て。
・・すみません、ちょっと興奮してしまいました。
盆栽好きが関係しているのかいないのか分かりませんが、多肉植物が徒長して独特の姿になったものも好きです。
本来の多肉植物の姿とはいえませんが、伸びた姿に魅力があふれているものもあります。
他にない独特の姿がたまりません。
このコンパクツムもそのひとつ。
この見事なバランス。
もう、美しささえかんじます。
『なにこれ、昇り龍!?』
『向かってきてる~』
盆栽とは違って、あえて私が仕立てた姿ではなく、勝手にできた姿ですが・・
盆栽のように愛でていきたいと思います。
でも、このままぐんぐん伸びていったら・・どうなってしまうのだろう・・
さいごに
【多肉盆栽】と【盆栽多肉】のどちらの言葉で書こうかなぁと迷ったのですが、「多肉植物の盆栽もどき」なので、【多肉盆栽】にしました。
避難させていた子株と落ちた葉っぱたちはビニールポットで育てます。
どんな樹形に育つのか楽しみです。
“樹”ではないですけど・・
◆コンパクツムの基本情報や育て方について詳しくはこちらを参考にしてみてください ↓
shokubutu-taniku.hatenablog.com