多肉植物の水やり前と水やり後の様子
先日、センペルビウム属の「百恵」の葉っぱが平べったくなるのは何故なのか・・で、私の推論を書きました。
shokubutu-taniku.hatenablog.com
このときに、≪多肉植物のなかには、水が欲しくなるとギュっと葉っぱが締まってきて、水やりをすると葉っぱが開いてくる種類があります≫と書いたのですが、分かりやすい写真が撮れたので載せたいと思います。
エケベリア属 銀明色(ぎんめいしょく)
しばらく水やりしていなかったので、葉っぱがギュっと締まっています。
水やりして数時間経った銀明色。
葉っぱが開いているのが分かります。
センペルビウム属 名無し(種類が分かりません)
こちらも、水やりをしばらくしていないので、水が欲しそうです。
水やりして数時間後。
「銀明色」よりも分かりやすいです。
さいごに
葉っぱからの水分蒸散を防ごうとするためか、葉っぱが締まり丸っこくなるとも言われます。
全部が全部こうなるワケではなく、個体差があるのだと思います。
同じように管理している銀明色でも、こんな風にならず、葉っぱにシワが出てくるだけのコもいます。
葉っぱにシワが出てくるのも、水やりのタイミングとなるひとつの目安です。
水分不足ではなく、温度によっても葉っぱが締まってくることもあるようなので、葉っぱが締まって株が丸っこくなってきたから水やりしなくては・・ということでもありません。
また、根っこの発育不足や根腐れによって、水分が上手く吸収できていないときにも葉っぱが締まってくることもあるようなので、自分の株の様子をよく見てみましょう。
日頃の管理で、株ごとの個性って分かってくるようになります。
多肉植物において、水やりで株をダメにしてしまうことが多いといわれますので、水やりするときは、株の様子・土の具合を確認してからするようにしましょう。