どんどん増えすぎる多肉植物① カランコエ属『不死鳥(ふしちょう)』
意図せず増えていく多肉植物があります。
今回は、そのなかからカランコエ属「不死鳥(ふしちょう)」を紹介します。
題して【どんどん増えすぎる多肉植物①】。
②も書こうと思っていますので、今回は①をつけました。
ちなみに、以前紹介したセダム属の「マンネングサ」が②ではありません。
◆ちなみにちなみに、マンネングサが増えすぎて困っている記事はこちら ↓
shokubutu-taniku.hatenablog.com
カランコエ属「不死鳥(ふしちょう)」の基本情報
ベンケイソウ科カランコエ属 不死鳥(Kalanchoe ‘Phoenix’/’Fushicho’)
タイプは夏型で、冬が休眠期です。
カランコエ属の「子宝草(こだからそう)」と「錦蝶(きんちょう)」との交配種。
斑入り品種の「不死鳥錦(ふしちょうにしき)」もあります。
「不死鳥」と「不死鳥錦」は、親株はよく似ていますが、子株がついたときに違いが分かりやすいです。
「不死鳥錦」の子株はピンク色で、まるで花が咲いているみたいにかわいい。
私のカランコエ属「不死鳥(ふしちょう)」
私が育てているカランコエ属「不死鳥(ふしちょう)」を紹介します。
「てんとう虫さん」と「不死鳥」。
ロン毛のてんとう虫さんみたいです。
「かえるさん」と「不死鳥」もあるのですが、写真がなかった・・
大きめの鉢にごちゃごちゃの「不死鳥」と「不死鳥錦」。
こんな鉢があと2コあります。
「錦蝶」の鉢もあるのですが、写真がなかった・・
少し前(梅雨に入る前)に撮った写真で、葉っぱのフチ・鋸歯(きょし)部分の成長点がムクムクと動きはじめ、子株がつきはじめています。
現在は、結構ついていますが、まだまだ本格的についてはいません。
これも少し前に撮った写真。
まだ5cmくらいの小さな株ですが、すでに子株がワラワラしています・・
さいごに
カランコエ属「不死鳥(ふしちょう)」は、名前に惹かれて購入した多肉植物です。
≪不死鳥≫とは、≪死んでも蘇り永遠のときを生きる伝説上の鳥『フェニックス』≫の和名とされ、≪火の鳥≫ともいわれます。
「不死鳥」という名前で売られていた、見た目も独特な多肉植物に、つい手が出てしまいました。
まさか、こんなに、どんどんどんどん増えるなんて思ってもいませんでした。
置き場所もないし、かと言って捨てるのも可哀想だし・・
子株がどんどん出てきても、見ないふりして、勝手に転がって、根付いているコたちは放置です。
庭のあちこちで大きくなって、また子株をつけています。
今の梅雨時期でも雨ざらし、真夏も真冬も地面に根を張って元気でやっています。
雪が積もる地域など寒冷地ですと、地植えは避けたほうがいいでしょう。
「不死鳥」は夏型で、寒さに弱いとされていますので、冬の寒さが厳しい地域の場合は、冬は屋内に入れてあげるか、ダンボールやビニールなどで寒さ対策をしてあげましょう。
『どんどん増えなくていい』、『ひとつの株をじっくり楽しみたい』という人は、絶対に手を出さないでください。
逆に、『子株がどんどん増えるとうれしい』という人には、もってこいの多肉植物です。
あえて増やしたいというときは、「挿し木・挿し芽」や「葉挿し」でも増やすことができます。
また、子株がどんどん増えることから、“子孫繁栄”の縁起物として取り扱われることがありますので、そういった見方でプレゼントなんかするのは良いと思います。
◆カランコエ属の育て方についてはこちらを参考にしてみてください ↓
shokubutu-taniku.hatenablog.com
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